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月刊石材9月号

2016.09.15

7月、東京にて屋内墓苑の見学と海洋散骨を疑似体験!

日本青年会議所石材部会は去る七月十五日、東京で二〇一六年度第二回通常総会及び研修ツアーを開催した。総会では次年度部会長予定者に阪下優氏が承認された。

総会終了後は約二十五名ずつの二班に分かれて研修ツアーを実施した。研修内容は①「自動搬送式屋内墓苑」の見学と、②「海洋散骨体験クルージング」で、いずれも近年注目を集めている葬送である。供養の現場での変化を体感することで、今後の墓石業の在り方を考察し、業界の未来に希望の光を見出すことを目的とした。

①自動搬送式屋内墓苑では、普段は見ることのできない遺骨搬送システムの一端も見学でき、また現在の申込み状況や提供されるサービスの内容、今後の動向などを学んだ。

②海洋散骨体験クルージングでは、実際に散骨に使用するボートに乗船し、船内でのお別れセレモニーやお客様に供される軽食・ドリンクを含めた疑似散骨サービスを体験。参加者からは、「やっぱり抵抗を感じる」「墓石建立者へのサービスの一つとしては全否定できない」など、さまざまな意見・質問が聞かれた。

研修ツアー終了後には懇親会を開催し、また翌十六日にはパシフィコ横浜で開催されたサマーコンファレンスに石材部会のブースを出展。海上にて新たに一名の若手石材人が入会を決めた。

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