ニュースリリース

海洋散骨|日本全国81ヵ所で出航可能になりました

2024.01.12

【海洋散骨】全国出航エリア81カ所に拡大
海に面している全ての都道府県で出航可能に

海洋散骨「ブルーオーシャンセレモニー」を主軸の事業とする株式会社ハウスボートクラブ(本社:東京都江東区、代表取締役社長:赤羽 真聡、以下「当社」)は、当社で実施するチャーター散骨の出航拠点が全国81カ所となったことをお知らせします。
※日本:81カ所、ハワイ:1カ所(2024年1月12日時点)
これをもって今年度中(2023年2月~2024年1月)に新規展開した出航拠点は計37カ所となり、海に面している全ての都道府県から海洋散骨クルーズの出航が可能となりました。

「故郷や思い出の地で散骨をしたい」散骨の問い合わせは月300件を超えることも

 当社は2007年の創業以来、東京湾を中心に全国各地で海洋散骨のお手伝いをおこなって参りましたが、当社での海洋散骨実施件数は2022年には年間809件、2023年は862件と、年々増加傾向にあります。それに伴い、お客様からお問い合わせやご要望をいただく機会も増え、その数は月に300件を超えることもあります。「自分(または故人)が生まれ育った土地から出航して散骨したい」、「家族みんなで行った思い出の土地から故人を送りたい」など、出航エリアに関するご要望は特に多く、「すでに散骨したい場所は決まっているので、どうにか船を出してもらえないか」というお問い合わせも少なくありません。

仏事や散骨にネガティブな意見も 各地の観光船や遊漁船に理解を求める

 2022年までは45カ所だった出航エリアを、1年間でほぼ倍の全82カ所まで増やすのは簡単ではありませんでした。当社が管理する船は2隻、東京や横浜がメインとなるため、全国で散骨を施行するには、各地の観光船や遊漁船などを運航している船舶事業者との協業が必要不可欠です。しかし、残念ながら仏事や散骨に対してネガティブなイメージがあるという理由から船を出すことを断られるケースもありました。縁のある場所で散骨を希望されている人々がいることや、当社としては「一般社団法人日本海洋散骨協会」に加盟し、協会や厚生労働省の定めるガイドラインを遵守しながら散骨を施行していることなどを伝え、全国各地の船舶事業者に理解と協力を求め続けた結果、「人のためになるなら」と快諾してくれる事業者も現れ、全国81カ所まで出航エリアを拡大することができました。
出航地が増えれば、より多くの人が希望のエリアで散骨できるようになります。今後も当社では、お客様のご要望に応え、心に残る供養になるようなサービスをご提供できるよう精進してまいります。

 

代表コメント

 年明け早々に前向きなご報告ができ嬉しく思います。これで当社のチャーター散骨出航拠点は全部で82ヵ所(全国81ヵ所+ハワイ)となりました。多くのお客様よりご要望いただいたことをきっかけに、日本全国、海に面しているすべての都道府県から出航できるようにしようと決めて、約1年をかけて取り組んで参りました。困難なこともありましたが、各地でご協力くださる方々との新たな出会いがあり、関係各位のご支援を受けて出航地開拓が実現できたことを大変嬉しく思います。
 故人様に縁ある場所やご家族・ご親族の思い出の地など、散骨する場所の選択肢は多様です。誰もが理想の場所での旅立ちを叶えられるよう、国内は勿論、ハワイ以外の国外エリアも視野に入れて更なる出航エリア展開を準備中です。また、併せて地元の方々へより手厚いサービスをご提供するべくフランチャイズ店舗も引き続き拡充予定です。
 今後は、昨年から力を入れている当社の旅行事業「えんの旅」と掛け合わせ、海洋散骨の前後に故人様に縁ある場所を巡る『旅』、海洋散骨後に再び故人に会いにいく、お墓参り代わりの『旅』など、思い出作りをテーマにサービス展開をさらに加速していきます。より多くの方に【新しい選択肢と新しい価値観を提供できる】よう、サービスの精度とスピードを更に上げて様々なチャレンジに取り組んでいこうと思います。

株式会社ハウスボートクラブ 代表取締役社長 赤羽 真聡

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