ニュースリリース

韓国(仁川・釜山)海洋散骨サービス開始

2024.07.31

「思い出の土地で散骨したいという声に応える」をモットーに
韓国の仁川・釜山で海洋散骨サービス開始
ハワイに続き、海外2拠点目

当社は、韓国の港湾都市である仁川と釜山にて2024年8月1日より海洋散骨のサービスを開始いたします。現在、当社における海洋散骨サービスの提供エリアは、日本で86拠点、ハワイ1拠点となっており、海外2拠点目として新たに韓国の2拠点が加わります。(2024年7月31日時点) 

海洋散骨イメージ

海洋散骨は韓国でも環境にやさしいと注目される葬送のひとつ

海洋散骨とは、火葬後の遺骨を粉状にし、上空や船舶の上から海へ撒いて供養する葬送方法の一つです。「自分の死後は自然に還りたい」「大好きだった海に眠りたい」といった故人の意志や、様々な事情でお墓に入れない、お墓を持てないという悩みをお持ちの方などから支持を受け、日本における海洋散骨の施行件数は年々増加しています。
 日本と同様に、韓国でも安価な葬儀費用、遺骨の納骨堂での長期安置の難しさ、環境にやさしい葬儀文化の普及などにより海洋散骨が増えているといわれています。特に仁川沖の海洋葬の需要は、2019年から年に1,000件ずつ増加しており、2021年には5,000件に達しました。他地域から仁川の海を訪れ海洋葬を行う需要が全体の70%を占めており、また、仁川家族公園納骨堂に納めた両親の遺骨を海洋葬する仁川市民も増えています。1)

「“いつか”旅立ったとき、海洋散骨を検討したい」生前段階の相談は40%

2007年の創業以来、当社は東京湾を中心として全国各地で海洋散骨のお手伝いをおこなって参りました。当社にいただく海洋散骨のお問合せは年間で約3,300件(※2023年)、うち実際にご家族や関係者の遺骨を散骨したいと希望している方は約60%であるのに対し、残りの約40%はご健在の本人もしくはご家族が「“いつか”旅立ったとき、海洋散骨を検討したい」という生前段階のご相談が占めています。
政府によると、韓国は日本人が多く訪問している国・地域で第2位(2019年、3,271,706人)2)となっています。当社は、「思い出の土地で散骨したいという声に応える」をモットーに、海洋散骨サービスの提供エリアを拡大してきました。そこでこの度、「韓国の文化が好き」「大切な人との韓国旅行で思い出がたくさんある」など、韓国に思い入れがある日本人に向けて、現地法人の株式会社バイオビズと提携し、韓国の仁川・釜山の2か所にて、海洋散骨サービスを開始する運びとなりました。

サービス概要(韓国 仁川・釜山)

名称: 海洋散骨「ブルーオーシャンセレモニー」韓国 仁川・釜山
価格(税込):韓国 仁川495,000円~/韓国 釜山528,000 円~
開始年月日: 2024年 8月1日
出航場所:韓国 仁川|沿岸埠頭(仁川広域市中区港洞一街)、
釜山|水営湾ヨット競技場( 釜山広域市海雲台区海雲台海辺路84)
利用方法:船上から海へご遺骨の散骨を実施
詳細URL:https://blueoceanceremony.jp/korea/
お問い合わせ:0120-364-352

(左)仁川から出航する散骨使用船 (右)釜山で海洋散骨をおこなう遺族の様子
 

<現地法人の概要>
株式会社バイオビズ
「信頼と最善を基に健康で、便利で、幸せな暮らしに貢献する企業」をビジョンに、生活全般に関連した多様な製品に対する生産・ 流通・貿易事業と日本300年伝統の佐藤養助レストランの韓国展開(稲庭養助)、海洋散骨事業と葬儀用品の生産販売事業のサービスを展開しています。絶え間なく高品質を目指し、お客様のための新しいビジネス価値を創出するグローバル企業を目指し、本日も精進しております。
【設立】  2009年9月20日
【代表】  代表取締役社長 朴炳振(パクビョンジン)
【住所】  〒21990 D-2101~2102、 Smart Valley、 Songdo Mirae-ro 30、Yeonsu-gu、Incheon
【従業員】 32名(2024年7月時点)
【事業内容】
【1】 貿易業
【2】 食品輸出入及びフランチャイズ展開
【3】 化粧品製品製造及び販売
【4】 葬儀関連製品製造及び販売及び海洋葬サービス提供

1)月刊終活WEB 「第三回:韓国の火葬率90%を超える!急激に変化する韓国の葬送事情」
https://butsuji.net/column/17808

2)外務省 「日本人が多く訪問している国・地域」2019年
https://www.mofa.go.jp/mofaj/kids/ranking/kaigai.html

代表者コメント

この度、韓国の仁川と釜山の二か所で海洋散骨の取り扱いができることになり大変嬉しく思います。これまで海外拠点はハワイのオアフ島のみでしたが、毎月約11万人もの日本人が訪れるという韓国での海洋散骨を海外2拠点目として展開することを決定しました。韓国の海洋散骨市場は広く、日本国内よりもずっと一般的な葬送方法と捉えられており、今後増々増加することを見込んでいると言います。
当社は現地法人のバイオビズ社様と提携することで、日本から韓国へ渡る方々が安心して海洋散骨が行えることはもちろん、滞在中も旅を万全の態勢でサポートすることが可能となりました。今後も国内外問わず、あらゆる方々が希望の場所で海洋散骨を安心して行えるようにエリア展開を広げていきたいと思います。

株式会社ハウスボートクラブ 代表取締役社長 赤羽 真聡

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