ニュースリリース

海洋散骨・粉末化実施件数 累計6,000件突破

2024.11.20

海洋散骨累計6,000件突破
海洋散骨認知度85%の調査結果も 
管理の手間がない自然葬として広がる選択肢

当社における海洋散骨の施行件数が2024年11月2日に累計6,000件を突破いたしました。当社は2007年の創業以来、全国各地で海洋散骨のお手伝いをおこなって参りましたが、近年特に海洋散骨のご依頼が増えていることから、この度、20代~70代の1,152名を対象に海洋散骨における意識調査を実施しましたのでお知らせいたします。

出航地の拡大や墓じまいとの連携も強化 海洋散骨件数は年間約1,000件に到達

近年、お墓を持たない自然葬として海洋散骨が注目されており、当社での海洋散骨実施件数も、年々増加傾向にあります。2022年には年間809件でしたが、2024年には年間約1,000件への到達見込みと、実施件数は加速しており、2024年11月2日に累計6,000件を突破する結果となりました。実施件数の増加理由としては、ご希望のエリアで散骨ができるよう、当社における出航地を拡大したこと(2023年2月~2024年10月で45カ所増加)や、出航地拡大に伴い、よりお客様に近い距離できめ細やかなサポートができるよう、地域密着型の葬儀社や霊園事業者等と協業し、フランチャイズ事業者の拡大を行ったこと(2023年10月~2024年10月で8事業者増加)などが挙げられます。また、散骨検討者の中には「お墓を残さない」「子どもの負担を軽減」を理由にする人が一定いることから、「先祖の墓じまい」も潜在ニーズとしてあると考え、2023年5月より墓じまいサポートサービスを自社で開始したことも海洋散骨の実施件数が増加した理由のひとつであると考えています。

調査結果:海洋散骨の認知度は85%、管理の手間がない自然葬として知られている

この度当社では、海洋散骨の認知度や世間が抱く海洋散骨の印象などを、より正確に把握すべく、20代~70代の1,152名を対象に海洋散骨の意識調査を実施いたしました。

1.海洋散骨の認知度

「海洋散骨」というお墓の種類を知っていますか?という問いに対して、「(はい)経験したことがある」と回答した人は50名、「(はい)経験はないが、知っている」は530名、「(はい)名称は知っているが、詳しくはわからない」は381名、「(いいえ)全く知らない」は169名でした。
 以上の結果から、海洋散骨を知っている人は961名となり、全体の85%にのぼることがわかりました。

2.海洋散骨の印象

 海洋散骨についてどんな印象をお持ちですか?という問いに対して、最も多かった回答は「管理の手間がない」で34.3%、次いで「自然に還ることができる」が33.1%、「子供や家族に負担がない」が27.9%の結果となりました。上位を占めた回答はいずれも海洋散骨に対して良い印象をもっていることが明らかになった一方で、「法律面が不安」が18.1%、「お墓参りができない」16.1%、などの不安を抱える人も一定いることがわかりました。
 当社としては、それらの不安を低減すべく「海洋散骨」と「海洋投棄」の違いや、海洋散骨で大切な人を送り出したご家族が、大海原へ旅立った故人を偲ぶことができる「メモリアルクルーズ®」というお参りのクルーズなどの情報発信も行っております。

「海洋散骨」と「海洋投棄」は何が違う?故人を弔う意志の有無が判断基準に
https://hbclub.co.jp/news/20240530/

海の上のお墓参り「メモリアルクルーズ®」墓標の残らない海洋散骨ならではのお彼岸の過ごし方とは?
https://hbclub.co.jp/news/20240828/

調査概要

調査名 :お墓の希望・海洋散骨に関する意識調査(2024年)
調査対象 : 20歳以上の男女
調査期間 : 2024/11/1(金)~2024/11/8(金)
調査方法 :インターネット
有効回答 :1,152名(20~59歳912名、60歳以上240名)
URL:https://hbclub.co.jp/news/20241120/
※回答結果(%)は小数点第2位を四捨五入し、小数点第1位までを表示しているため、合計数値が100%にならない場合があります。

株式会社ハウスボートクラブ 代表者コメント

この度、海洋散骨施行実施累計6,000件の報告ができて嬉しく思います。昨年同じ時期に累計5,000件を発表してから約一年という期間で記録を更新できた背景には、いくつか理由があると考えています。まずはじめに、海洋散骨が正しく認知され広がっている点、二つ目には、墓じまいされる方のニーズに海洋散骨が合致し、選択されるケースが増えている点。三つ目は、おひとり様と言われる単身世帯の増加で、カタチが残らない・管理継承の必要がない供養方法=海洋散骨のニーズが高まっている点、などが挙げられます。終活の一環で予めご自身で海洋散骨を選択しご準備される方もいらっしゃり、世間のお墓(埋葬先)に対する考え方が変化していると感じています。
当社としては、世の中の背景を理解した上で、当社の掲げる企業理念「自由な選択肢を世の中に提供し続ける」ことを目指し、今後もお客様に寄り添い、課題解決のサポートを行っていきたいと思います。また、累計7,000件に向けてよりお客様に縁のある“思い出の場所”で海洋散骨ができるようにエリアの拡大や“お客様が安心して利用できる”地元に根付いた企業様とのフランチャイズ展開を中心に、引き続き海洋散骨の「セレモニー」としての意味合いを重要視しながらお客様へのサービス充実に努めて参ります。

株式会社ハウスボートクラブ 代表取締役社長 赤羽 真聡

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