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海洋散骨事業部

かたちがないからこそ、心に残り続ける体験を

海洋散骨事業部 / 部長

前川 修平(2019年入社)

自らの手で触れられる「思い出」と「体験」をご家族に

当社の海洋散骨は、ただご遺骨を海に撒くだけの時間ではありません。船の上でおこなうセレモニーを通して、故人様との大切なお別れの瞬間を体験し、思い出に残していただくことが当社の目指す海洋散骨の目的です。海洋散骨の特徴は『自分の手で』送ることができるということ。遺骨に触れたり、船に乗るため遠くへ出かけたり、海の上で遺骨の袋から手を離す瞬間まで、遺族が自ら手をかけることができるのが大きな魅力だと思っています。

また、海に還すという方法はSDGsの視点でも優れており、これからのライフスタイルに合っていると思います。山林を切り開いてお墓を建てるよりも環境に優しく、地震の多い日本では、実際にお墓が倒壊してしまって…という相談をいただくケースもあります。何より、そういった心配事がなく、ずっと安心して供養し続けることができるというのは最大のメリットではないでしょうか。

ブルーオーシャンセレモニーへの誇りを胸に掲げて

前述のように、セレモニー(=お客様の時間)をとても大事にしていて、自社のサービスに誇りを持っています。同業他社と比べても、お客様やサービスに対しての想いはかなり強いと思います。

20~30代の若いスタッフも多いですが、おしなべて真面目で実直な性格というか、ひたむきさを感じますね。また勤続年数や実績に関係なく、考えたことを形にしたり、新しいことに挑戦できるフィールドが常にあるのでチャレンジを楽しめる方にとっては非常によい環境だと思います。

全国各地の海へ。自身の体験がお客様への提案に繋がる

海洋散骨で創業した会社ですので、やはり一番のメイン事業であることは揺らぎません。お客様と接触する機会がとても多く、かけた言葉や行動に対して、直接「ありがとう」と言っていただけるチャンスが多いのも海洋散骨事業部の魅力です。

全国各地の海に出向いてセレモニーを行うため、各スタッフが実際に訪れ・体験して得た感想(たとえば海の透明度や、近隣の景色、美味しい食事ができるお店など)をお客様に自らの言葉で伝えることができます。それによってお客様の満足度が更に高まるという好循環が起きるのも、海洋散骨事業部ならではの良さだと思っています。

お問い合わせから打合せ、散骨セレモニーの対応、と臨機応変に動き回るため忙しくもありますが、毎日同じことの繰り返しではなく、変化に富んでいて刺激が多い事業部です。

ラフでメリハリのある社風

お客様と対面する仕事なので身だしなみへの意識は重視していますが、来客がないときは服装も自由(ラフ)で、堅苦しくありません。

スタッフの年齢も近く、気軽に雑談ができる和気あいあいとした雰囲気です。スタッフ同士、上司や部下という関係性を飛び越えて距離感が非常に近いと感じます。

「お客様のため」を第一に考えられる仲間が揃っています

元気があり、仲間にたいしてもお客様に対しても壁を作らず接することができる方が合っていると思います。何より「お客様のため」に動くことを喜びと感じられる方には、ぴったりの環境・仲間が揃っています。あとは、遠出やドライブが好きな方。ぜひ全国各地の散骨出航地マスターになってください。

失ってしまった大切な人と向き合う人たちに、とことん寄り添い続けたい

文化・風潮を生み出す会社でありたいと思います。遺骨の供養先に関して、現在は樹木葬が一番のトレンドと言われていますが、将来的に海洋散骨がシェアの過半数となるようなことがあれば面白い。実際そう遠い未来ではないと思っていますが、そんな時代が訪れたとき、No.1企業として想起される会社を目指したい。身近な人が亡くなったとき、まずイメージするのが当社であって欲しいです。

ここ数年、めまぐるしく変化する世の中で当社へのご依頼件数も大きく伸びをみせ、入社以来累計で3,000件以上もの海洋散骨をお手伝いしてきました。それだけの経験を踏まえた上で、僕は心から海洋散骨はいいものだと言いたいし、もっと世の中に広めていきたいです。

勿論、100%誰にでも合う供養方法なんてものはなく、海洋散骨も万能ではありませんが、「モノ」を持つという選択と、持たない選択、どちらも同時に叶えられるのは海洋散骨ならではだと思っています。目の前から大切な方の遺骨が一切なくなったとしても、その方と過ごした思い出は消えない。むしろ、かたちが無くなってしまうからこそ、本当に思い残しがないのか?と故人様に向き合って考えることができるのではないでしょうか。思い残しがあると気づけば、手元供養をしたり、散骨まで数年置いたり、そこから選べる手段というのも数多くあるのです。それをお客様と一緒に見つけていくことも私たちの役目だと思っています。

大切な人を失ったとき、「やりきった!」と悔いなく笑顔で故人様を見送ることができる、そんな人が一人でも増えたらいいと願いながら、当社がサービスを通じてできることをさらに深めていきたいです。

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